yuki’s diary

その日の気分で思ったことを長々と呟いているブログです

この世に本物なんてあるんだろうか。

最近、今まで隠蔽されてきたことや暗黙の了解だったことがどんどん暴露されていますよね。

 

正直それはかなりいい傾向だと思います。

 

今までの社会が泣き寝入りが多すぎたんだろうから。

 

ジャニーズの性加害といい、宝塚のいじめといい、政治家の裏金といい…世の中って闇だらけですよね。

 

分かっていても嫌になるっていうか、メンタルやられちゃうっていうか…。

 

実際最近まで私自身もいろいろ考えすぎておかしくなってたんですよね…。

 

こんな世界もう無理だ…って何回も思ってきたしこれからも思うんだろうし。

 

この世の中に、きれいでまっすぐなものって、たぶんないんだ。

 

実は私の職場も、いじめとかがあって、結局いじめられた人が退職して、いじめた側が今も結構幅を利かせてしまっている、みたいな状態だし、福祉の世界も闇だらけで、本当に嫌になってたんです。

 

だけど今日、初めて第三者委員会みたいな組織が私の部署の聞き取り調査みたいなことをしたんですよ。

 

どうも虐待の疑いがあるっていうタレコミがあったらしくって。

 

私も聴取を受けまして…今まで誰にも言えなかったこと(言っても無駄だとわかってるせいで言えなかったこと)を洗いざらい話したんです。

 

そしたらなんだかずいぶん心がすっきりしちゃって。

 

今の職場に勤めて二年ほど経つんですけど、本当にいろいろ無意識にため込んでたんだなあって痛感しました。

 

結局悪行って誰かがばらすんだよなあ…。

 

性格の悪い人って一時的には得します。

 

間違いないです、経験上。

 

でもやっぱり誰かが見ている。

 

いつまでも隠し通せるものじゃないんだよね。

 

必ずその人の立ち振る舞いを誰かが見ていて。

 

私の職場、ぶっちゃけ利用者さんや家族さんに対する悪口もめっちゃ飛び交ってます。

 

まあ介護施設なんてどこも同じなんだけどね。

 

でも私は内心、職員に対して、そんなことで自分を貶めて、もったいないな~と思うんです。

 

実は私は看護学部を出ていて、体を壊して看護師になれなかったものなんですが、私のことを知ると、ほとんどの人間がもったいないと馬鹿にしてきます。

 

正直そんなに悪いことしてないのに…と思うし、人生の理不尽さに腹が立ちますけども。

 

だけど他人を馬鹿にして、それに同調して、陰で人を悪く言うことで失われていくものってたくさんあると思うんです。

 

自分の品性を貶める行為のほうが、よっぽど人としてもったいないと思う。

 

こんなこと実際に口に出していったら綺麗ごとと言われるんだろうし、否定はしないけど。

 

でも陰口なんて誰も得しない。

 

どうせならいい徳を積んだ方がいいに決まってる。

 

そんな当たり前のことすらわからなくなるほどこの世界は病んでいるんだろうか。

 

以前の職場でもケアマネに新人介護士がいじめられて退職するということがあった。

 

私はものすごく腹が立った。

 

こんな世界はどうでもいいと思った。

 

どこも同じ、って思った。

 

まあいじめたケアマネやサ責も結局飛ばされて辞めたんですけど。

 

この世界に本当の道、正しい道なんてないのかもしれない。

 

嘘や忖度に満ちているのかもしれない。

 

でもまだ、完全に絶望したくない自分がいる。

 

生きなきゃいけない以上、絶望しきってしまうと苦しいだけだから。

 

どこかに人生の真実があると、信じたい自分がいる。

 

そのために、それを見つけるために生きているのかもしれない。

 

それが私の、生き続ける意味なのかもしれない。

 

まあ処世術としての、人を傷つけない嘘、自分を守るための嘘はいくらでもあっていいと思ってますけどね。

 

何事もバランスだからなあ~。