凪のあすからというアニメを今頃になって最後まで見ました。
もうちょうど10年前の作品らしい。
こんなに綺麗な作品が10年前とか、時間がたつの早すぎるやろ…。
リアタイでは全く見てなかったし一切知らなかったよ~。
今頃になってサブスクで視聴しました。
このアニメ、前半と後半で違いすぎる…。
ぶっちゃけ今まで何度か視聴しようとして挫折してたんですけど、今年に入ってから一気に見たんです。
マジで後半めっちゃ面白いわ~。
残念なことにこのアニメ、前半があんまり面白くないっていうか…後半までちゃんと見てこそしっかり評価できる作品でしたね。
前半だけだと映像(風景)が綺麗な普通の学園もの、青春ものって感じで…30代の大人が見るにはちょっときついテンションなんですよね~。
でもそこを乗り切ってきちんと最後まで見たらわかった。
これは前半のすべてをかけて、後半の主人公の説明をしているんだということに気づいた…。
この作品、前半と後半で明確に世界観も違うし主人公も違うんですよ。
うまく言えないんだけど構成がうまい…。
最後まで見たらほぼほぼ後悔しないアニメ。
そしてとにかく風景がめっちゃ綺麗。
架空の町だけどきれいすぎる。
こういう感じで、風景の美しさで最後まで見せてくれるアニメ、めっちゃ好きなんだよなあ…。
もっと若いころはPSYCHOPASSとか攻殻機動隊みたいなミリタリー系?のジャンルが好きだったんですけど、ある程度年齢重ねてくると風景が綺麗なアニメのほうが解放感があって見やすくなったんだよな~。
やっぱり映像に解放感あると肩の力抜いて見れるっていうか。
同じ理由で、同じ監督の「色づく世界の明日から」と「白い砂のアクアトープ」も好き。
めっちゃ好き。
この監督の感性は私の好みなんだろうな笑
アニメも好みがあるからなあ~。
この作品も決して万人受けする作品ではないと思うんで、あまり人に勧めようとは思わないんですけど…。
よく考えたら私、万人受けするアニメあんまり好きじゃないのかも。
(アニメを視聴する前にネットで世間の評価はちゃんと見てますが)
大ヒットしたアニメで、そこまではまった作品ってあんまりないんです。
鬼滅の刃とか呪術回線とかスパイファミリーとか薬屋とか苦手だもんな~。
一昔前だと進撃の巨人もハマらなかったしな~。
よく似たジャンル(ゾンビもの)の甲鉄城のカバネリはめっちゃはまれたんで、自分でも何が自分の琴線に触れるのか、よくわからん部分がありますね…。
よく考えたら、カバネリは特に音楽が好きだったな。
今でも聞けるレベルだもんなあ。
多少脚本にツッコミどころがあっても音楽が好みとか映像が好みとか世界観が好みとか、何か大好きな点があると見やすいんだろうな~。
凪のあすから…今また見直してるレベルで、めっちゃ好きな作品になりました。
好きな作品に出会うたびに、アニメが趣味でよかったな~と思える。