yuki’s diary

その日の気分で思ったことを長々と呟いているブログです

ネットは嘘が多い。会ったことがない人のいうことは基本信じないほうがいい

以前アメブロやってた時に、結構交流してた人がいまして。

 

まあアメブロってみんな距離が近いんで、自然とコミュニティが出来ていくもんなんですよね。

 

その人は自称HSPの20代の女性だったんですけど。

 

いっつも魅力的な生活をアピールしてて、いい旦那さんとかわいい子供がいて、好きなことだけしてて、いつも楽しそうで…私は本当にうらやましかったんです。

 

(私もこんな風に好きな人に愛されて、広い家に住んでみたい…。同じHSPの20代なのになんでこんなに違うの?私はこんなに寒い中出勤してるのにこの人はなんて恵まれてるんだろう、どうやったらこうなれるんだろう、って真剣に考えてしまっていました。)

 

後々分かったんですがその人、50代の精神障がい者だったんだよねえ…。

 

九州の某精神病院(正確にはその系列のグループホーム)にいました。

 

優しい夫の正体は施設のケアワーカー的な人で、かわいい子供たちの正体はその人の脳内の妄想だったんです。

 

この事実がわかった理由は、その人自身がブログに写真とかいろいろ載せてて意外と情報があったんで、ほかの人から聞いた情報と合わせてグーグルマップで場所を奇跡的に特定できたからなんですけど。

 

まあ~リア充な生活も全部嘘でした。

 

さすがに驚きを通り越して恐怖を感じましたね…。

 

手作りということで載せてた料理も全部嘘。

 

自分で撮ったといってる動植物の画像もどっかから拾ってきたものでしたし…。

 

ある意味手が込んでて気づきにくかったんです。

 

まさかそこまで巧妙な嘘をつく人が世の中にいるのかと驚きましたね…。

 

よっぽど暇で病んでると人間ってそこまでできるものなんだなと感心しました。

 

年に一回ぐらいその方のブログを見に行くと、いまだに騙されてる人が結構いるし…。

 

どうやら、病んでる優しい人をターゲットにして、優しい言葉で話しかけてフォローしては、自分の嘘のリア充生活をアピールしまくってるんですよね…。

 

なんでそんなことするんだろ、と思うけど、実社会で居場所がないからさみしいんだろうなあ…と今となっては思ってます。

 

だけど私も悪かったんですよ。

 

当時まだ自分も20代で、HSPを売りにしてブログ書いてたもんで…。

 

しかもいわゆるツインレイとのサイレント期間でめっちゃ病んでた時期だったんで、優しい言葉をかけてくれる人を求めてたんです。

 

 

若かったとはいえ私も世の中をわかっていませんでした。

 

今振り返ると、現実を見てなかった私も相当愚かでした。

 

でもそこで学びましたよ。

 

ネットほど嘘がつき放題な場所もないなあって。

 

自分の場合同性だし、お金も取られてないし、被害とかはそんなにないんですけど…。

 

昨今、ロマンス詐欺とか投資詐欺とかで、魅力的な異性のフリしてお金だまし取る人がいて、それに引っかかる人が多いのも、なんとなくわかる気がします。

 

優しい言葉に騙される人って絶対心のどこかにスキがあるんです。

 

その心の隙にうまいこと詐欺師は入り込むんだと思うんです。

 

じゃあ人を信用したらいけないのか、って話になるとこれはなかなか難しいんだけど…少なくとも直接会ったこともない人間は信用しない、どんなことも話半分に聞いとく、ってのが一番ベストなんじゃないかなって思います。

 

世の中に、そんな魅力的な人はいないんです。

 

キラキラした生活アピールをしたり、逆に過剰に同情を引いたりするのは、どっちもどっちで怪しいんです。

 

突拍子もない展開はだいたい作り話。

 

皆、意外と自分と似たような、さえない人間なんですよ。

 

そんなドラマみたいな人生がもしあったとしても、まともな感覚あったら、わざわざアピールしないです。

 

たとえ自分とは全く違う世界の、素晴らしい人に見えたとしても。

 

人間である以上、その辺を歩いてるパッとしないおじさんやおばさんと一緒だと思って間違いないです。

 

自分の親兄弟や、職場の人たちと同じ普通の人。

 

むしろネットばっかりやってる人間なんて、外に出て活動してる人より精神病んでる確率高いと思います。

 

ネットでキラキラアピールする時点で暇な証拠なんで。

 

そんな魅力的な人間も、聖人君子もいません。

 

嫌なところのない人間なんていません。

 

私もお金こそとられてないけど、当時まあまあ騙されてたんでわかるんです。

 

おかげでネットの嘘をめっちゃ見抜ける目を養いました。

 

今ではとりあえず旨い話や、キラキラした生活をアピールしてる人は疑うようになりました笑

 

そう考えると、間違いや失敗って悪いことばっかりじゃないんですよね~。

 

若いうちにいい経験させてもらえたなって思う。

 

そういや学生の時も二年体調崩して留年したおかげで、初対面の人たちとめっちゃコミュニケーションとらざるを得なかったんで、それまでコミュ障だったのに誰とでも話せるようになりましたし…。

 

人生ってプラスとマイナスがいつでも同じだけあるもんなんです。

 

うまい話なんてない。

 

そんな素晴らしい人がいたら、まずネットにかじりついたりしませんからね~。

 

現実世界で一生懸命生きてる人の中になら、時々本物の一流がいるのかもしれませんね。

 

人間だから欠点は必ずあるけど。

 

それも含めてセルフマネジメントできる人が一流だし、現実をしっかり生きて、そういう方に出会いたいものですね。

 



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