私は占いとか全然詳しくないから、あんまり細かい話は分からないんだけど、それでも四柱推命で用いられてる、十干ってやつはめちゃくちゃ当たると思ってるんです。
陰陽五行説に基づいていて、五つのエレメントそれぞれに陰と陽があり、人間もその五つの性質のどれかを強く持っていて、その中で陰と陽に分かれる、っていう考え方らしいんだけど。
以前大阪の難波で占ってもらってから興味を持ちまして。
ネットの自動計算で自分や知り合いの生年月日を入力して十干を調べたら見事に陰陽がはっきりしてた。
ちなみに私は陰で両親と弟はみんな陽だった…。
そもそもの性質が全く違ったっぽい。
そのせいであの家で私は子供のころから疎外感を感じていたのかな…。
子供のころからの孤独の理由の一端を垣間見た気がしたわ~。
親とか今振り返っても、いちいち理解不能だったんですよね。
アクティブでエリートでプライド高くて、自分からガンガン行くタイプだしな…。
どこにそんなスタミナがあるねん、って言いたくなったもんなあ。
今もそうなんですけど、なんでそんなに動けるのか不思議でしたもん。
私は無理だ、出来ない、っていくら言っても通用しないことが多すぎたしな…。
親は派手なものが大好きだから、私は子供のころダンスとか習わされてて、死ぬほど苦痛だったんです。
人前で何か目立つことをするのは、私の一番苦手な分野だったもんで、最後は泣き叫んで辞めた思い出…。
それでも幼少期から私も親のようにならなきゃいけないって洗脳されてたから、今振り返っても適性ないことばっかりやらされたもんな~。
陽の人って派手、前に出る、目立ちたがりじゃないですか。
私は根本的に引っ込み思案のHSPだから、一切話合わないんです。
いくら訴えても、そもそものエネルギーが外向きの人たちには、私みたいな内向的で内向きの人間の話ってあんまり通じないんですよね。
この違和感、何なんだろうなってずっと思ってたんですけど、やっぱり統計的に見ても性質が根本から違ったっぽい。
そして友人になるタイプは全員陰だった。
子供のころ親しかった友人とか片っ端から調べてみたけど皆陰タイプだった。
これには驚いたな…。
陽のタイプの友人はいなかった。
一応仲良くなってもなんか理解不能で合わなかった、っていうケースならあったけど。笑
なんで生年月日でこれだけはっきり出るんだよ~。
占いって何なんでしょうね。
自分や他者の傾向を把握するツールってことなんかなあ~。
自分がどんな星のもとに生まれてるのかをなんとなく理解して、「私は地味だけどこういう路線でいいんだな」って納得した面はある。
まあ私は典型的な乙(雑草、草花)なんだけども…これって前に出るような人間じゃないんですよね。
いっつも一歩引いて人を観察しながらさりげなくサポートする立ち位置になるんですけど、そういう星のもとに生まれてたんだな。
そりゃあ親は丙とか庚とかだから全然違うし生き方が合わなくてしんどかったわけだわ。
目立ちたがり、我先にと率先してガンガン行くタイプですもん。
そして私にも同じになれと長年強要してきたおかげでこっちは苦労しまくったわ~。
融通利かなくてこっちの話なんかちっとも聞かないタイプだし。
まあとにかく、大事なのは生まれ持った星をうまく生かしていくってことだよね。
令和は本質で生きる時代だって聞いたことあるんだけど、自分の本質を受け入れて生かすために占いはあるんだろうな。
私は前に出れない自分が嫌だった。
もっと目立たないといけないのかと思ってた。
ヤドカリみたいな人間だから、どこかで長年、こんなんじゃだめだ、って思ってた。
でも名もなき雑草や草花が私の本質ならそのままでいいんだと、最近思えるようになった気がする。
多分占いって、こうやって自分を納得させてくれるツールの一つなんだろう。