昔っから、人の役に立ちたい、って思ってたんだよね~。
中学生くらいからずっと、何か人に褒めてもらえるような進路を選ばなきゃ、って思ってた。
正直友達もろくにいないのにいい子過ぎた。
もっと悪態ついてもよかったんだ。
めちゃくちゃなことをしてもよかったんだ。
私は人に褒められたかった。
だから役に立ちたかった。
でもそれって結局承認欲求でさ。
あれほど医療従事者になるぞって意気込んでたくせに、入ってみたらあのざまだよ。
つまり本当に望んでたわけじゃなかったってこと。
でもたぶん人間ってそういうもんなんやな…。
なりたいなりたいって思ってるものにはなれないんだわ。
役に立たなきゃ、って思ってる人間ほど、役立たず、自分のために生きる人生、ってのをまっとうさせられる。
ってか、それが課題なんだわ…。
役に立たなきゃって思えばもう程、病気になっていくっていうからくり…。
もちろん人として最低限の頑張りはいるけれども。
でもたぶんそれだけで十分なんだ…。
もしこの病気にならなかったら私、どんなに風邪ひいても寿命縮めても、看護師になったでしょ。
実際体が楽な時、看護師になることを真剣に考えたやん。
もう二年前のことだけども。
まあ転職サイトに騙されたのもあるけど、多少きつくても何かやれるなら役に立ちたいって思ってしまったのも事実。
そう考えたらあの頃マジで楽だったんだな~。
我ながらめっちゃ寛解してたわ…。
私は自分のために生きることを課題として生まれてきてるんだ。
だから人のため、人のため、って思えば思うほど化けの皮をはがされるんだわ。
前世の影響もあるんやろな…。
そうとう自分を顧みずに、めちゃくちゃな修行をしたそうだし…。
体弱いのもそのせい…。
とにかく本当の声で生きてほしい。
周りなんて見ちゃだめだ。
周りの賞賛なんか期待しちゃだめだ。
そんなもの得ても私の魂はたぶん喜ばないんだ…。
たとえどれだけパッとしなくても底辺でも、それが魂のあるべき姿なら、それがミッションなんだよね。
幸せになる近道…。
まあそのくせ進路選択の時から、私にはほかにやりたいこともなかったんだよなあ…。
もし本当に文系に行ってたらどうなってたんだろ。
私の性格からしてあり得ないんだよなあ…。
遊ぶために進学するっていう発想もなかったしな~。
つまりやっぱり神の導きがあって、でもそれは分かりやすい形で人を救うとか世の中の役に立つとか、そういうのではたぶんなかったんだわ。
どこでも優しいって言われる。
癒されるって言われる。
多分それを生かすのもミッションだよね。